- ファイナルファンタジータクティクス A2封穴のグリモア - レビュー
●ストーリー
少年ルッソが図書館で見つけた魔法の本グリモアの力で異世界イヴァリースへ飛ばされ、戻るために冒険をするというもの。
今作のイヴァリースは前作のイヴァリースとは違うようで、FF12のイヴァリースのようです。
ストーリーに感しては前作の方がよかった、今作は内容が薄いです。
●システム等
操作等。
DSソフトですがタッチペンでの操作は皆無。
二画面は上手く使っていて表示が見やすくてよかったです。
前作をやっていればややこしいと思うところはまずないと思います。
システム等。
前作との大きな違いはロウシステムです。
前作では戦闘中全てのユニットに適応されたロウでしたが、今作ではこちらのクランのみにロウが適応されます。
ジャッジがクランについていることでロウさえ守れば戦闘で死ぬことがない、という仕組みになっているそうです。
なので、仮にロウを破っても前作のようにプリズンに送られることはなく、痛手となるペナルティはありません。
ペナルティは、生き返らせられない(フェニックスの尾、レイズ等使用不可)、ボーナスアイテム無し、クランアビリティ無効。
とその程度。
行き返らせられないというのも、戦闘中という話しで戦闘が終わればしっかりクランに戻っているので消えることはありません。
クランアビリティというのは、クランの試験を受けることで得られるクランユニット全員に適応されるボーナスのようなもので、パワーアップやスピードアップ等補助程度のもの。
破ればペナルティから、守ればボーナスというロウに変化したと言えばわかりやすいかと。
次に大きな変更があったのはショップです。
今作では新しい武器などは自動で一切売り出されません。
モンスターお倒したり、クエストをクリアしたときに貰えるお宝を使ってショップで自分で設計して始めて新しい武器が買えます。
クエストは前作とあまり変わらず。
全てではありませんが、派遣か自分で受けるかが任意で選べるようになったことくらいでしょうか。
新システムとしてオークションがあります。
エリアの利権をオークションで他クランと競うというもので、参加にはクエストクリア時に貰えるCPが必要です。
CPをトークンというチップに変えてオークションに参加できます。
利権を得ると、そのエリアの特産品がもらえたり、情報量が安くなったりと特典がありますが、その特典は次回オークションまで。
最初はなかなか落せませんが、何度かやっているとトークンがCP消費で買えるようになるので物量戦で絶対勝てるようになります・・・。
全エリアを落せば、永久にエリアチャンプとしていられ、次回からはアイテムのオークションとなります。
ショップの設計で上位に位置する武器等が出されるのでそこそこ重要です。
ジョブチェンジは前作と同様。
新ジョブはクエストを受けることで入手できるものが多いので、サブクエストはどんどんやるべきでしょう。
●感想
全体的に前作より簡単になっていてありがたかったです。
サブクエストをすることでイヴァリースの多くのキャラとのサブイベントが多数あります。
今作はルッソが異世界でたくさんの体験をするということがテーマになっており、多くのクエストが用意されていてテーマに沿ったゲーム内容になっていると言えます。
あと、ヴァンとパンネロが出てきますが、扱いは酷い・・・。
固有ジョブはあるものの、無理やり出した感があっていない方が楽しめたのでは。
クリア時間は40時間ほど、かなりかかりました。
●評価
10点満点中 6点
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